お知らせ
〇〇の秋
鍼灸マッサージ治療院 すきっぷ です。
台風が過ぎたことで
猛烈な暑さはだいぶ緩やかになり
過ごしやすいですね。
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものです。
むしろ肌寒いくらいで一気に秋めいて来ましたね。
さて、秋といえば
読書？
スポーツ？
芸術？
それとも食欲？
昨今の海外情勢で気になるのは
やはり物価の上昇による食材の値段高騰ですね。
今年の秋刀魚は小振りな上に、漁船の燃料高騰や
漁場へのルートが遠回りになってしまうかもという
三重苦だそうで、秋刀魚の値段も一匹700円だとか。
もはや高級魚です。
こういった面でもはやく諸々が落ち着いてほしいですね。
話を戻しまして、食欲の秋についてですが
食べても食べても食欲がわいてくることありませんか？
これは東洋医学では胃に熱が溜まっていると考えます。
胃熱があるとすぐに消化されて
食べても食べても満腹にならなくなってしまいます。
西洋医学的に考えると
自律神経が何かしらの原因によって乱されてしまい
満腹中枢に信号が送られにくくなってしまうことで起きます。
ということは
胃熱を取ってあげつつ、自律神経を整えてあげれば
普段の食欲に落ち着くということですよね。
これは、鍼にもってこいの症状です。
胃熱を取るには色々な経穴(ツボ)がありますが
分かりやすいものとして
中脘(ちゅうかん)
→おへそから指幅5本分くらい上のところ
梁門(りょうもん)
→中脘から指幅3本分くらい横のところ(左右にあります)
内庭(ないてい)
→足の甲で人差し指と中指の付け根の凹んだところ
があります。
中脘や梁門は手で優しく撫でてあげて
内庭は足裏を抑えながら指で圧してあげて下さい。
また、味の濃いものや脂っこいものは胃熱が溜まりやすいですので、
食欲が治らないな〜と感じた時はゴーヤやコーヒーなど苦味の成分があるものや
南国由来のものを摂取すると良いです。
旬のものというのは、美味しいだけでなく
その季節に摂取することで身体の不調を防いでもくれます。
技術が発達して一年中食べられるようになりましたが
食材の旬を知ることも健康への一歩です。
まさに医食同源ですね。
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