お知らせ
【新型コロナウィルス撃退】免疫力って？
「感染をしない身体つくり」が大切になってきます。
今回は免疫力についてお話をしていきたいとおもいます。
免疫力（めんえきりょく）って何？
免疫力とは
「生物の体内に入ってきた異物を除去する自己防衛機能の強さ」
のことです。
言い換えると「病気に対する抵抗力」といえます。
人間の体内では２４時間３６５日休むことなく免疫細胞と異物（細菌・ウイルス・がん細胞など）が戦っています。
免疫力が低下し、免疫細胞が異物との戦いに負けてしまうことで、さまざまな病気になってしまいます。
低すぎても高すぎてもよくない？
免疫力は低すぎても高すぎてもよくありません。
免疫力は、さまざまな外敵から身体を守ってくれているバリアのようなものです。
それが低く（弱く）なってしまうといろいろな疾患にかかりやすくなってしまいます。
身近な例としては、風邪をひきやすくなったり、ウイルスに感染しやすくなってしまいます。
逆に免疫力が高すぎると、アレルギー反応が出てしまいます。
アレルギー反応は、免疫機能の過剰な反応により起こります。
免疫細胞が本来の目的を越えて過剰な反応をしてしまうと、人体にとって不都合なことが起きてしまいます。
つまり
「免疫力が低いと病気になりやすい」
「免疫力が高すぎるとアレルギー反応が出てしまう」
ことになります。
免疫力を「高める」と「整える」
免疫力は弱くても強すぎてもいけないということをお伝えしてきました。
他にも「免疫力を整える」ということも大切になってきます。
ほとんどの方が「高める」ことが必要になってきますが、アレルギー症状のある人には
「免疫機能を整えたほうが良い」といえます。免疫の過剰な反応を抑えることが必要になってきます。
免疫力の高め方
では、具体的に免疫力を高めるためにはどうすればよいかを説明します。
免疫力の高さは、白血球やリンパ球など免疫を司る細胞の数とそれらが正常に働いているかで決まります。
つまり、身体の栄養状態と自律神経の働きを整えることで免疫細胞を産生しその働きをよくすることが、免疫力を高めることにつながっていきます。
●免疫力を高めるポイント●
①食事内容を見直すこと
たんぱく質・脂肪・ビタミン・ミネラルなど、バランス良く必要な栄養を摂取できる食事を食べる
②生活習慣を整えること
睡眠時間を確保し、より質の良い睡眠をとる
③運動をすること
適度に身体を動かすことが大切です。筋力トレーニングをすると、成長ホルモンが分泌されやすくなり、
疲労回復や免疫機能向上の効果もあるので免疫力向上にとても有効です。
④体温を上げること
体温が低いと免疫細胞の働きが悪くなります。
⑤腸内環境を整えること
免疫細胞の多くは腸内でつくられるといわれています。
腸内環境を整えお通じをよくすることは免疫力の向上につながります。
⑥思いっきり笑う
笑うと免疫細胞が活性化するという研究データが出ています。
さらに、笑えば血行が良くなり、ストレスに関するホルモンが減って、心が穏やかになるなどの効果があります。
⑦免疫力を高める・整えることに「鍼灸」
鍼灸治療では、自律神経の働きを高め、代謝を上げ、
腸内環境を整える（お腹の働きをよくする）ことを目的とし
免疫力を高めたり整えたりすることをしていきます。
薬などで無理やり状態を変えるのではなく、
人間が本来持っている力を回復させるのが鍼灸治療の基本なので、体にとって無理がありません。
また、筋肉の緊張を軽減させることも出来るので、
心身をリラックスすることで、自律神経の働きを高めることにつながります。
どうしても免疫力は年を重ねるにつれて低下していきます。
今回ご紹介したポイントをチェックして
普段の生活の中で免疫力を高めることを意識していきましょう。
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ブログ筆者：島田 泰崇
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