お知らせ
美容鍼 ~乾燥肌編~
ここ数年でとても人気になった美容鍼。
たくさんあるお悩みの中でも
これからの季節で気になる【乾燥肌】に
今回はフォーカスをあててみたいと思います。
【乾燥肌】とは？
皮膚の角層の水分保持機能の低下によって
お肌の水分量が20％以下の状態を言います。
お肌を拡大してみると表面から
・角質層
・顆粒層
・有棘層
・基底層
その奥にコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった
膠原繊維や弾力線維があります。
(この膠原繊維や弾力線維にハリがなくなると
シワやたるみにつながるのですが
そのお話はまた今度の機会に。)
皮膚の角質層の約30％が水分で出来ていて
保湿には「角質細胞間脂質」や「天然保湿因子」、「皮脂」が
重要な役割となっています。
一番保湿力がある「角質細胞間脂質」の50％が「セラミド」で出来ています。
ではなぜ、お肌が乾燥してしまうのか？
加齢やホルモンバランスの乱れ、お酒の飲みすぎ、
不規則な食事や偏食、睡眠不足、ストレス、喫煙などの内部的な要因と
紫外線によるお肌の酸化や外気の温度や湿度によるダメージ、
大気汚染や花粉などの外部的な要因があげられます。
また、洗顔のやりすぎもお肌に必要な油分を落としてしまうので要注意です。
内部が乾燥してくると表面であるお肌を守ろうとして
油分が過剰に出てしまうことを脂性乾燥肌(オイリードライ肌)と言い
乾燥肌と真逆にも思えますがこれも乾燥肌の種類になります。
※脂性肌すべてが乾燥肌であるわけではありません。
お仕事の都合や生活スタイルによっては改善しにくいものもありますが
こまめな水分補給をして、ちょっと身体を動かして血流を良くしてあげることは
どなたでも出来るポイントだと思います。
乾燥肌を防ぐには？
内部的な要因と外部的な要因からお肌を守ることもとても大切ですが
やはりいかに自身でケアをしてあげるかだと思います。
細胞に栄養を運んでいるのは紛れもなく血液ですし
うるおいや血液の元は水分です。
(余談ですがお酒は水分補給になりません。)
水分補給や運動にプラスして
化粧水やパック、美容液、乳液などでお肌にうるおいを与えてから
保湿クリームで蓋をしてあげるとより効果的です。
美容鍼をすると・・・
血流が良くなり細胞に水分や栄養が補給されやすくなります。
また、膠原繊維や弾力線維を刺激することでコラーゲンなどが追加生産され
うるおいやすくハリのあるキメ細かいお肌へと改善が期待出来ますし
それによってお化粧ノリが良く発色がキレイになってくれます。
東洋医学として考えると乾燥肌は
「血虚」(血の不足・機能低下)や
「陰虚」(気血津液の不足・機能低下)として考えるため
お顔の鍼だけでなく「補血」や「補陰」の鍼をしてあげることも
大切になってきます。
また、普段の食事では人参やしめじ、黒豆、ひじきなど
血や陰を補う食材を中心に摂取すると
さらに効果に期待出来ます。
これから寒くなってくる季節ですので
暖房や乾燥した空気からお肌を守りつつ
お鍋で人参やしめじなどを食べると良いかもしれないですね。
11月中は18時以降のご予約で
お得なキャンペーンをしてますので
ぜひご利用下さい。
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