お知らせ
ぎっくり腰になってしまったら
身体をちょっとひねった拍子に『！』
下に落ちたものを拾おうとかがんだら『！』
重い物を持った拍子に『ギクッ！』
これからの季節、少し冷えてきたりすると
このようなふとした拍子に
いわゆる「ギックリ腰」をおこす方が増えてきます。
(寝違えも増えてくるので要注意！)
今回はこの「ぎっくり腰」についてお話しをします。
《ぎっくり腰の正式名称》
ぎっくり腰とはいわゆる俗称で
正式には「急性腰痛症」や「腰椎捻挫」といいます。
あまりの痛さから欧米ではHexenschuss「魔女の一撃」と言われています。
重い物を持ち上げた時、朝顔を洗ったりお辞儀をした時、くしゃみをした時など
きっかけはいろいろですが、原因ははっきりとわかっていません。
１〜２週間ほどで自然に回復していくことが多いのですが、
繰り返す腰痛や長引く場合には怖い病気が隠れていることもあるので
病院へ受診されるのがいいと思います。
《症状が出たら》
ぎっくり腰になったら、腰に負担がかからない楽な姿勢をとり
ゆっくりと深呼吸を繰り返しましょう。
・「膝を軽く曲げて横向きに寝る」
・「あおむけに寝て、ひざを軽く曲げて、膝の下にクッションを入れる」
・「あおむけに寝て、低めの台に両脚を乗せる」
などの姿勢が良いと思います。
痛みのひどい場合は、コルセットを付けたり
湿布や鎮痛剤で痛みを緩和させます。
ずっと安静にしていると症状が長引いてしまう傾向があるので
動けるようになったら出来るだけ通常の日常生活を続けた方が
治りは早いようですが、焦りと無理は禁物です。
《予防法》
腹筋や背筋を弱らせないことが大事です。
また、物を拾う時には立ったまま腰を曲げるのではなく、
膝を曲げて腰を落として拾うようにしましょう。
股関節や大腿部を柔らかくするストレッチも効果的です。
《ギックリ腰に鍼治療は？》
鍼治療は、ギックリ腰による炎症を抑え、硬さを和らげる効果が期待できる為、ギックリ腰にはとても有効な治療方法のひとつです。
しかし、ギックリ腰になった直後は安静にしてください。
患部が熱を帯びているので、鍼を打つと余計に血行が良くなり
悪化させてしまう可能性があります。
2～3日ほどすれば症状が落ち着いてきますので
鍼灸治療をする場合はこのタイミングをオススメいたします。
痛みのある腰だけでなく
臀部や大腿部、股関節まわりを緩めることで
症状の緩和回復をしていきます。
腰背には「委中」
膝裏の真ん中にあるツボで
腰痛や背中の痛みによく効く場所です。
また手の甲にある「腰腿点」も腰痛に効果のあるツボです。
腰痛でお悩みの方はイタ気持ちいいくらいの強さで
圧したり揉んだりしてみて下さい。
当院は鍼灸施術を得意としており、東川口より徒歩11分に位置し
駐車場を完備しておりますのでお気軽にご相談ください。
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鍼灸マッサージ治療院 すきっぷ
ブログ筆者：島田 泰崇
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